前のエントリーで書いた「ネオトニー」(幼態成熟)である
幼態とは分かり易く書けば、昆虫類の「幼虫」である、成虫になる前の姿や形のことを指す
人間が幼態成熟と言われる所以は霊長類の中で幼態と成態の変化が少ないことである
チンパンジーは幼形と人の幼形は似ていると言われているが、チンパンジーと人の成態は明らかに違う
特徴的なのはチンパンジーは口の部分が大きく前にせり出したり、全身が長い体毛で覆われていたりする
人の中にも毛深い方もいらっしゃたりするが、それでもチンパンジーやゴリラの生態のように顔全体を覆うことはない
生物として人は幼態のまま大人(成態)になっているといことである
仮にチンパンジーが人の祖先だとして、その変化はいつから始まったのだろう!?と思う
突然変異から進化は始まる、進化の過程で不要になった体のパーツが変化したり退化したりし最終形に至る
幼態成熟はその過程の中にしか存在しないはずだと思うのである
進化の過程で不要になった体毛が生えなくなっていったはずなのである
生物として幼態成熟でも子孫が残せるはずになったのは幼態成熟でも生き延びられる環境があったからのはずで
その環境は突然変異の時に既に整っているとは思えないのである
卵が先か?鶏が先か?的な話ではあるが、きっととても長い年月の中の偶然の出来事があったのだろうと思うしかない
しかし、この進化の話はまさしくDNAのみが関わっていることで
「大人がいない...」とか「バカばっかり...」的な世間の識者と呼ばれる方々の嘆きや批判とは無縁なような気がする
それは、生物としての生き残るための本能の話ではなくて
思慮深さが足りないとか短絡的とか自分勝手さを批判しているもののはず
ただ、そういう進化の過程を踏んでいる我々には大人になりたくない的な遺伝子情報がどこかに組み込まれているのかもしれないねぇ
だとしたら、大人がいなくなりつつある現代は新しい進化(退化かも)が始まっているのかも
それは日本だけではなくて世界的に同時多発的に起こっているのかもしれない
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