岐阜のあるプロジェクト絡みで以前の勤務先時代にお世話になっていた人に会った
事務所の前まで車で行くと中から「誰が来たんかいなぁ」といった感じでお目当ての社長が駐車場まで出てきてくれた
最初は本当に誰が来たのかが判らなくて訝(いぶか)しげな顔をしていたが、私が車の窓を開けて名前を告げると
「おぅおぅ、久しぶりだねぇ」と一転して顔を綻(ほころ)ばして出迎えてくれた
「ちょっとお時間りますか!?」と聞くと、「まぁ、車を止めて事務所に入っておいで」と迎え入れてくださった
車を停めて事務所に入ると懐かしい方が一人二人...、何故だか皆さんの開口一番は「太ったねぇ~」であった(涙)
転職してからは、パーティー等で顔を合わすことはあったのだが
対面でゆっくりと話をするのは約4年振りである
前の勤務先の会長が亡くなったのが3ヶ月ほど前、その時にその方は葬儀委員長をなさっていて
その節は大変でしたねぇという話から始めた、その後も短い時間ではあったけれどいろんな話をしながら
私が目的としていたことも快く了解してもらって席を立った
帰り際に車の誘導までして頂いて、最後にニコッと笑って「又、遊びにおいでな」と見送ってもらった
当然ではあるが、職を変った今は利害関係も何もない
でも、突然の訪問にも関わらず温かく迎え入れてもらえたことは私にとっての何よりの財産なのだと痛感している
仕事(会社)を変って最も大きな損失は実は人間関係なのだと言われる
会社というバックボーンがあって、そこの担当者だからお付き合いをするけれど
転職をすれば会社と言うバックボーンが無くなる訳で、従前のような対応をしてくれなくなるという話だ
でも、幸いにして、私の場合は誰一人として職場が変ったことで対応が変った人はいない
これは今更ながらではあるが私の「最大の誇り」であり「最大の財産」だよなぁと思うのである
開口一番の「太ったね」の後には必ず「相変わらず元気にしてそうだね」とおっしゃって頂ける
その元気に見える私(のオーラ)をいつまでも続けることが
お世話になったのに図らずも縁がなくなってしまった方々への恩返しのような気がした
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