私の住むエリアにやっとNTTの光回線が布設されるらしい
らしい...というのは、いろんな代理店が入れ代わり立ち代わり電話や訪問してくるのである
決まり文句は次の通りである
「お客様はインターネットをお使いでしょうか?」
使ってるよと言うと...
「回線は光でしょうか?」
この地域はADSLしかきてないじゃんと言うと
「今回、光回線が開設されるんです、ADSL回線よりも数段スピードUPしますよ」
別に今のスピードでも不自由はしてないんだけど...と答えると
「お客様、今なら接続工事代が無料になるんですが...」
ウチは今のままでいいから光なんていらねぇよと返すと
「他の皆様は加入させってますよ」
それで何?隣が加入したらウチの加入しなきゃいけない決まりなの!?
「いえ、そういうわけではないのですが...」
ほぼ100%このパターンで撃退をしている
何よりも「他の皆様は...」というのは日本人にとって最も心揺さぶられるひと言なのである
他人と違うことを恥ずかしいことと思ってしまう文化が日本には根強く残っている
それは幼少期から躾という名の下に身に染み込んでしまった習慣というかモノの受け止め方である
だから未だに、その深層心理を付いた口説き文句がはびこっているのである
ある意味では相互に束縛したり支配したりするための言葉遣いだ
その文句のスキームを理解していない場合に
「あら、じゃあウチもお願いするわぁ~♪」となるのかどうかは知らないけれど
少なくとも私はその言葉を聞くと逆に商品に対する自信のなさを喧伝しているようで
全く購買意欲は湧かないのである
テレフォンガール(最近はテレフォンミセスも多いけど)のデスクの上には
こう来たらこう返せ、あぁ来たらこう返せ的なカンペがあるのだろうけれど
そこにもし、最後まで言うことを聞かない客がいたら
「他の皆様もそうなさってますよぉ」と言いなさいなんて書いてあったとしたらゾッとするのである
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